無線で遊ぶ 22015/04/08 14:30:31

アマチュア無線の話に、もう少しお付き合いください。 その2です。

で、世の中、不公平だなーと思ったことは、北海道や沖縄にある無線局の数と、関西、中部、関東にある無線局の数は、まったく違うということなんです。で、北海道と沖縄に在住されている方にとっては、入れ食い状態になるんですね。なんど、北海道か沖縄に夏の間だけでも移住したいと思ったことか。これが、高校生の頃のはなし。

もう少し大きくなると、短波を使う無線機を手に入れて、近所の迷惑も顧みずに屋根の上に長い電線を張って、外国との通信に励みました。よくあるアマチュア無線のイメージは、これだと思いますし、もちろん、今でも、この路線の人は多くいらして、経済発展とともに、アンテナは大型化し無線機は大きなパワーのものになっているようです。大声を出して、感度の良い耳で聞こうという努力の方向ですね。

そして、最後に楽しんだのが、アマチュア無線用の通信衛星です。アメリカやソビエトに続いて日本も、プロの衛星を打ち上げるロケットのあまりスペースを利用して(といっても、実態は厳しい交渉があったのでしょうが)アマチュア無線局ならば、自由に誰が利用しても良い衛星を打ち上げました。

これは、おもしろかった。衛星なので確実な通信路を確保できるはずなんですが。まずは、軌道を計算しなければ、いつ頭の上を通過するのかがわかりません。ようやく、BASICを内蔵したパソコンが登場した時代で、ケプラーの法則を使った軌道計算ソフトをせっせと打ち込んだものです。地球の表面を這うくらいの高さで巡る衛星も月の重力の影響を受けているんですよ。

それと、なんといっても、おもしろいのが、ドップラーシフト。救急車のサイレン音の変化、あれの宇宙版で、自分の頭の上を通過するときに一番、変化が大きくなります。ですので、このとき、衛星に向けているアンテナの方向を大きく変化させると同時に、無線機の周波数も大きく変化させるという、技が必要になります。

でも、楽しい時代は長くは続きません。衛星というのは、誰かがお金と時間をかけて作って、打ち上げの交渉をして打ち上げるわけです。
無事、あがった衛星もいろいろな原因で故障が発生し5年くらいで使えなくなります。さまざまな利害関係があり、これを継続して支える仕組みが無かったので、じょじょに衰退していきました。この頃ですね。おっさんも仕事が忙しくなったのは。

もうすこし、お付き合いください。

無線で遊ぶ おっさん的アマチュア無線の現状認識と再開の弁
 その1 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607136
 その3 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607176
 その4 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607205

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