エッフェル塔を歩いて降りる。2015/04/28 07:27:03

エッフェル塔、登りましたよと言ったら、めちゃくちゃ物好きな暇人という顔をされた。確かにチケット売り場の行列は長いし、同じ時間をかけるのであればパリには、もっと見るところがあるような気もするし。なので、さすがに歩いて降りましたよとは言えなかった。

美しい。骨組み。 おっさんの地元には通天閣がありますが。ちょっとちがいます。
これをもっと近場で見てやろうと。ならば、その中を降りるのが一番ということで。
エッフェル塔・骨組み

斜めのエレベーターで中階まで昇り、寒風が吹き抜けるデッキで、また並んでやっとこさ垂直のエレベータに乗り換えて最上階へ到着。今ほど、大気汚染が進んでいなかったのか、凱旋門方面も、ルーブル方面もよく見えました。エッフェルさんへの大正天皇の書状が、こんな天辺に飾られていることに驚いて嬉しくなり、記念におしっこをしてから降りることに。

凱旋門方面。青い光は展望台のすぐ上から照射されている。
エッフェル塔・凱旋門方面2
凱旋門方面。
エッフェル塔・凱旋門方面1
中央は観覧車。右端がルーブルの明かり。
エッフェル塔からルーブル方面1
中央は観覧車。
エッフェル塔・ルーブル方面2
大正天皇からエッフェルへの勲3等の書状。エッフェル塔の天辺で日本人を意識した。
エッフェル塔・勲三等
天辺からの避難ルート。南北2本の階段があることに驚く。
エッフェル塔・最上階・避難ルート
天辺からの螺旋階段。残念ながら非常用で普段は、このように閉鎖されている。
エッフェル塔・最上階の階段
垂直エレベータで中階まで降りて上を見上げた。
エッフェル塔02
中階から地上まで、斜めの足の中を階段で降りる。
エッフェル塔の階段12
上を見上げる。骨組み。過去、何百人も飛び降りて、このあたりにひっかかるらしい。
残念ながら、おっさんには霊感がかけらもないので、なにも写ってない。と思う。
エッフェル塔の階段8
エレベータは外側の輝いている骨組みにガイドされて3本のワイヤーで動く。
エッフェル塔の階段6
下を見る。橋が見える。 骨組み。 以下、構造の知識不足ゆえ説明省略。
エッフェル塔の階段4
骨組み。
エッフェル塔の階段5
なにやら案内板。
エッフェル塔の階段9
骨組みと照明。
エッフェル塔の階段10
降りてきた中階を見上げる。
エッフェル塔の階段11
真冬に階段を降りようと考えない普通の人は、このようにエレベータで降りる。
エッフェル塔のエレベータ
もうちょっとで地上。さすがに誰もいない。
エッフェル塔の階段3
塔の足元には、設計者のエッフェルさんの胸像。足元まで立派です。
エッフェルの像
中階と表現したのは、このさらに上です。斜めの足の中の階段を地上まで降りました。
エッフェル塔01
このように、当時、階段は開放されていましたが、昨今の情勢の悪化を考えるとだめになっているかもしれません。もちろん、当時も階段を降りているバカはひとりしかいなかったんですが。

建築や、構造設計の知識はまったくありませんが、照明された骨組みやエレベータのワイヤーや滑車が力強く美しかったです。。アンテナや、なにかを乗せようとして作った塔ではなくて、塔そのものを作ろうとしているのが素人にもわかります。そういう意味では通天閣も純粋な塔やなー。足元は新世界やし。