二重反転式プロペラ2015/04/08 08:54:19

二重反転式プロペラ扇風機
とある事情でUSB電源の静かな首振り扇風機が必要になり、検索したところ、でてきました。これです、これ。 リズム時計工業のSliky Wind なんと、二重反転式プロペラ! なんです。
 
Silky Wind : http://www.rhythm.co.jp/products/products.php?goods_cd=9ZF002RH02

もう、これを見た瞬間、宣伝どおりに静かでなくてもいいので、買おうときめてしまいました。 某、通販サイトでは2,600円以上と、近所の電気屋さんへ行けば、もっと、大きく多機能の扇風機が半値で売られていたりするのは、重々承知で購入。

だって、メーカーのサイトにも宣伝文句はなく、仕様書(なんと仕様書!がダウンロードできます。えらい)にさりげなく一行だけ、 ファン特性 二重反転式 とあるだけ。見よ。この潔さ、この技術屋魂。気がつくやつだけ、気がつけばいいさ、ふっふっふっという、データを取りながら設計を詰めていく連中の顔が見える。

プロペラなるものには、憧れがあり、小学生の頃のゴム飛行機に始まり、定番、マブチの水中モーター。ゼロ戦の模型。ドラえもんだって、反重力ベルトではなくて、竹コプターで飛ぶからいいんです。

振動を打ち消すだの、なんだの効力は、いろいろあって、その分、使いこなすのは、難しい技術のようですが、開発にあたって、どんな大義名分をでっちあげたのか。おそらく技術屋はいっぺんやってみたろということだと思うなー。リズム時計工業という老舗が作っているのも嬉しい。

届いた扇風機は、期待どおり静かで、首振りもスムーズ、もちろん風量も十分、しかも2段階式。100円均一の5Vアダプターと組み合わせて完璧に動作しています。

構造は、モーター部分が完全にカバーされており、電線や金属などは見えない。すべて同じつや消しのブラックに統一されています。

そして、最後に、正面からのぞき込みながら、速度を切り替えると、二重反転式プロペラが描き出すモアレ模様が美しく変化していきます。

おっさんも、電気屋のはずが、ソフトやったり、メカに口をだしたりと、何でも屋なので、こんなの見ると嬉しくなります。

無線で遊ぶ 12015/04/08 13:07:42

ブログの紹介でアマチュア無線の話題も、と書いておりますが、このスマホとインターネットで世界中と、おしゃべりできる時代に、アマチュア無線て、まだ、あったん。なにしてんの。という方が大多数やと思います。

で、答えなんですが。まだ生き残ってます。なにが、楽しいかというと、おっさんの場合は、自然を相手の予測できなさ、不安定さなんですね。

プロの通信の場合、気象や太陽のご機嫌に左右されないように、早々と通信衛星を打ち上げたり、海底に光ファイバーケーブルを通して、安定な通信路を確保した訳です。で、その容量と速度をどんどん大きくしていって、スマホで欧州出張中のおとうさんとテレビ会話ができるまでになった訳です。

アマチュア無線の世界でも、このプロが構築したインフラに乗っかって、必ず通信できる仕組みがあります。安定な通信路を確保した上でおしゃべりを楽しむという路線ですね。でも、おっさんは、それは、ちょっと違うなーと。スリルがないなーと。思うんです。

おっさんが、無線局の免許をいただいたのは、40年以上昔の高校に入った頃でした。夏になると、無線の電波を反射する雲が空に突然できる時があるんですね。それが、時々刻々と移動していく、そうすると、始めに北海道の無線局が聞こえていたかと思うと、突然、関東方面が聞こえだして、数時間もすれば、電波を反射をする雲がなくなって地元、大阪の無線局だけが聞こえる、などということが発生するのです。

九州方面も同じで、沖縄は比較的、長い時間、聞こえていました。そうです、ビンゴです。北海道も沖縄も、大阪から見ると、雲で反射する角度が浅いので、長持ちするんですね。反面、東京は垂直に近いので、ちょっとしかだめ。地元は、雲は関係ないので、ずっとOKと、そういうことです。

この雲には、スポラディックE層という素敵な名前があるのですが、もちろん人の目には見えません。そして、自然現象のため太陽のご機嫌の影響を大きく受けます。

で、ほんとに運がよければ地球の裏側とも、通信ができる瞬間も訪れるのです。そうなると、そりゃもう大騒ぎです。

いやー。無線話は長くなります。4回シリーズです。おつきあいください。

無線で遊ぶ おっさん的アマチュア無線の現状認識と再開の弁
 その2 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607156
 その3 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607176
 その4 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607205

無線で遊ぶ 22015/04/08 14:30:31

アマチュア無線の話に、もう少しお付き合いください。 その2です。

で、世の中、不公平だなーと思ったことは、北海道や沖縄にある無線局の数と、関西、中部、関東にある無線局の数は、まったく違うということなんです。で、北海道と沖縄に在住されている方にとっては、入れ食い状態になるんですね。なんど、北海道か沖縄に夏の間だけでも移住したいと思ったことか。これが、高校生の頃のはなし。

もう少し大きくなると、短波を使う無線機を手に入れて、近所の迷惑も顧みずに屋根の上に長い電線を張って、外国との通信に励みました。よくあるアマチュア無線のイメージは、これだと思いますし、もちろん、今でも、この路線の人は多くいらして、経済発展とともに、アンテナは大型化し無線機は大きなパワーのものになっているようです。大声を出して、感度の良い耳で聞こうという努力の方向ですね。

そして、最後に楽しんだのが、アマチュア無線用の通信衛星です。アメリカやソビエトに続いて日本も、プロの衛星を打ち上げるロケットのあまりスペースを利用して(といっても、実態は厳しい交渉があったのでしょうが)アマチュア無線局ならば、自由に誰が利用しても良い衛星を打ち上げました。

これは、おもしろかった。衛星なので確実な通信路を確保できるはずなんですが。まずは、軌道を計算しなければ、いつ頭の上を通過するのかがわかりません。ようやく、BASICを内蔵したパソコンが登場した時代で、ケプラーの法則を使った軌道計算ソフトをせっせと打ち込んだものです。地球の表面を這うくらいの高さで巡る衛星も月の重力の影響を受けているんですよ。

それと、なんといっても、おもしろいのが、ドップラーシフト。救急車のサイレン音の変化、あれの宇宙版で、自分の頭の上を通過するときに一番、変化が大きくなります。ですので、このとき、衛星に向けているアンテナの方向を大きく変化させると同時に、無線機の周波数も大きく変化させるという、技が必要になります。

でも、楽しい時代は長くは続きません。衛星というのは、誰かがお金と時間をかけて作って、打ち上げの交渉をして打ち上げるわけです。
無事、あがった衛星もいろいろな原因で故障が発生し5年くらいで使えなくなります。さまざまな利害関係があり、これを継続して支える仕組みが無かったので、じょじょに衰退していきました。この頃ですね。おっさんも仕事が忙しくなったのは。

もうすこし、お付き合いください。

無線で遊ぶ おっさん的アマチュア無線の現状認識と再開の弁
 その1 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607136
 その3 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607176
 その4 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607205

無線で遊ぶ 32015/04/08 15:24:40

アマチュア無線の話は、あと2本でおしまいにします。

しらず、しらず、アマチュア無線を離れてから、およそ30年が経過しました。
でも、昨年、復活しました。なんでまた。それは、ふたつめの名前を失いたくなかったから。
おっさんにとって、これは、あの千と千尋のものがたりです。

アマチュア無線には、免許が必要であり、実は、これには2つの種類の免許が両方とも必要なのです。

ひとつは、人に対する免許で、無線の知識があるか、法律をちゃんと覚えているかを証明するもので、無線従事者免許といいます。おっさんは、中学生のときに電話級という資格をいただき、丸坊主のかわいい写真が貼り付けられた免許証があり、これは一生もので、今でも有効です。それは4ページほどの冊子ですが、今は、めちゃきれいなカードになってます。

もうひとつは、無線の設備に対する免許で、無線機とアンテナ、それと、その無線機を使う人(もちろん無線従事者)をひっくるめたものに与えられる免許です。ここにコールサインが登場します。初めて、コールサインが書かれた免許状をいただいたときには、そりゃ、うれしかったです。なんども、なんどもコールサインを声に出して繰り返しました。

ところが、このふたつめの無線局の免許には、5年の有効期限があります。無線機も含む免許である以上、当然のことですね。もちろん延長はよほどのことがなければ5年ごとに繰り返すことができます。でも、積極的に申請しなければ、それで終わりです。

おっさんの無線局=あんなに嬉しかったコールサインも仕事の忙しさにかまけて、失効してしまいました。その後もアマチュア無線局は増え続け、新しいコールサインが、どんどん作られたのですが、でも、コールサインは有限な資源だったんですね。基本的にアルファベットと数字、合わせて6文字で例えばJR3FRFという具合につくるのですが、これが足りなくなっちゃった。

先の世界大戦の戦勝国、例えばアメリカは、AとかKとかWとか頭一文字の後は、全部、自分のものです。それに対して日本は戦前はJ以下を確保していたようですが、戦後は JAからJSまでに制限されました。ちなみにJTは日本たばこではなく、おとなりのモンゴルへの割当です。

この中で、プロの無線局も、アマチュアの無線局も、やりくりしなければならないのです。(飛び地のような他の割り当ても少しありますが)
さて、どうするとなって、失効しちゃったコールサインを、別の無線局に割り当てれば、いいじゃんというエコな仕組みが発案されます。

と、同時に若い頃、自分のコールサインを連呼したけど、今は忘れてしまっている、おっさんのような世代に対する救済策も作られます。知恵者は、どこにもおられるようです。

うわー、また長くなった。 もう、どなたも興味が無いのを自覚しつつ
ほんとの最後へ続きます

無線で遊ぶ おっさん的アマチュア無線の現状認識と再開の弁
 その1 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607136
 その2 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607156
 その4 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607205

無線で遊ぶ 42015/04/08 16:24:57

アマチュア無線って、まだあるの?というところから、おっさんはどうするのへと脱線してしまいました。 ラストです。

無線局なんだから、どんなコールサインでもええやん、自分が使っていたコールサインが誰に再割当てされても、気にしないという方も大勢おられます。でも、おっさんはコールサインに思い入れがあります。おっさんのコールサインは、決して良いコールサインではありません。雑音の中でも、聞き取りやすい母音の多いものが、たぶん、良いコールサインだと思います。でもね、ふわふわして、聞き取り難くてもやっぱり自分のコールサインなんです。40年以上前に手書きの縦長の免許状でいただいたコールサインです。ちなみに、今は当然のごとく、機械印字で横長です。

で、今、無線局の開局申請をしたら、まだ使われてない限り、昔と同じコールサインを指定するよ、という、ありがたい制度を使わせていただいて、なんとか、ひたひたと追いかけてきていた他の無線局への再割当てを逃れることができました。いやー、手続きが簡単になっていて驚きました。ぜーんぶ、パソコンでできる。総務省もなかなかやります。

無線の世界のなまえを失ってから、およそ30年ぶりに、眠っていたコールサインを取り戻すことができました。

ということで、今時の簡単な無線機で、また無線を始めることにしました。
さて、無線の世界もすっかり様子が変わっています。

大勢のおっさんが定年を迎え、ゴルフやスポーツにいそしむ方もおられますが、おっさんのように無線おたくが、そのまま、おっさんになった方の中には昔の無線を思い出すという方々も多いようです。
それらの方々の懐を狙ってアマチュア無線機メーカーは、100万円を超える高級無線機を次々と発売しています。まぁ、どんな趣味でも、それなりの金は道具にかかりますから、がんばって儲けてほしいです。
残念ながら、おっさんには、とても手が出ませんが。

おっさんが、今、興味があるのはSDRというものです。宇宙戦争ではありません。1500円くらいのUSBメモリみたいなものをパソコンにとりつけるだけで、パソコンが憧れのオールウエーブラジオに変身するというものです。貧乏人には良い時代になりました。世界中の知恵者に感謝です。

でも、悲しいこともあります。世の中、ものすごく雑音が増えているという事実です。ソーラーパネルが原因とか言われていますが、昔のように簡単なアンテナで海外と交信することは、かなわないようです。

また、衛星通信も、アマチュア無線の電波を使う衛星は、まさに星の数ほど上がっていますが、誰でもが自由にではなく、特定の国や、グループによる閉ざされた実験が行われていることもあるようで、自由にいつでも誰でも使えるものは少ないようです。

まぁ、せっかく復活しましたので、今度は失効させないよう(やはり5年ごとの更新は必要)、まずは、どんな新しい技術があるのか、学んでいこうと思います。

よっしゃ、おわった。 誰かいますかー? おーい。 あれっ。

無線で遊ぶ おっさん的アマチュア無線の現状認識と再開の弁
 その1 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607136
 その2 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607156
 その3 http://eastport.asablo.jp/blog/2015/04/08/7607176