シャンゼリゼでホールドアップ2015/04/05 11:08:33

深夜0時過ぎ、シャンゼリゼ通りの東端、コンコルド広場の北側をホテルへ
戻ろうと歩いていると、右側の道路にパトカーが止まり4人の警官が
短銃身の銃をかまえて展開した。

なにか、あったのかと、止まっていると、なんと、銃口が捉えているのは
まぬけにも、自分であることに気がついた。
先頭の警官が、フランス語で、なにやら言ってくる。
俺は、日本人だ、英語をしゃべるやつは、いないのかと、おそらく、こんな
強気では、なかったが、とにかく言い返すと若い人が出てきて、
足を広げて、壁に手を付けて立てという。えらい、こっちゃ、本物や。

人生初のホールドアップ。パスポートを探られ、パトカーの中では、
なにやら、私の名前が繰り返されて照会が始まっている。

やがて、雰囲気が少し和らいで行き、すまなかったと言って、
パスポートを返すと同時に、彼らは登場以上の素早さで去って行った。

世界が、今よりも、少しだけ、平和で、おっさんが凱旋門から
コンコルド広場まで、深夜に黒っぽい服を着てきょろきょろしながら
一人で歩けた時代のできごとです。